消えていく星の流線を

デフォで重め

『Fly away!』とフラウェコンビ考察

 

一織・陸コンビ最高ですよね。

というわけで今回は考察と言う名の『Fly away!』萌えポイント書き殴りです。

 

 

  

以前、【IDOLiSH7はTRIGGER=虹を超えるために空を飛ぶ】と書いた。

me-msc-u.hatenablog.com

 

『Fly away!』はまさにそういう曲。

 

陸というセンターがいて、センターを戦略的にマネージメントする一織がいて。

この2人でIDOLiSH7を引っ張って、虹を超えられるくらい高く飛ぼうぜ、っていう曲だ。

 

タイトルでまず、『MONSTER GENERATiON』のサビ前の歌詞「響け Fly away」を思い出す。『Fly away!』というタイトルはここから取られたんじゃないかと思う。

 

 

 

フラウェコンビの歩み

『Fly away!』では、ストーリー中の一織と陸の関係性がとてもよく表現されている。

ということで、楽曲考察の前にまず一織・陸コンビの歩みをまとめたのでご参照ください。

ちなみにわたしは本当は「いおりく」って呼びたくて仕方がない。 

 

 

一織から見た陸は「典型的な甘ったれの弟気質」(1部3章5話)

そういう一織も三月大好きなブラコン。

三月のために自ら芸能界に入ったからね。大和と三月が喧嘩して寮を出て行った時「兄さんを一人にできません」って言ってついて行ったからね。ハイパーブラコン以外のなんでもない。

 

 

・陸の呼吸器系の病気に一織だけが気付く。

一織「あなたのボーカルはi7の最大の武器と言ってもいい。あなたさえいればi7はいつか必ず日の当たる場所に出られる。それゆえ、グループ最大の爆弾にもなりかねない」(1部5章4話)」

【七瀬陸はi7の爆弾である】

七瀬陸はi7の爆弾です。爆発する時には爆風が起こる。陸の放つ爆風によって、i7は高く浮上し、虹を超えることができる。

しかしそれ故、グループを破壊してしまうリスクも負っている。

 

 

・初めてi7がミュージックフェスタに出演が決まり、この結果で7人でデビューできるか決まろうとしていた。

「九条天の影はもう追わないで。七瀬さんは七瀬さんの歌を歌ってください。私が必ずあなたをスーパースターにします」(1部8章2話)

「一織が陸をスーパースターにする」のちのちまで続く、この約束が初めて出てきたのがここ。

 

 

・JIMA本番前

陸「一織、オレをスーパースターにしてくれるって言ったの、今でも思ってる?」

一織「もちろん。あなたは私たちの爆弾だから、最強の爆発力をお見舞いしてください。爆風がこっちに向いたって、今度こそ完璧にフォローします」

陸「頼りにしてる」(1部20章3話)

ミューフェスでは陸の爆風に負け、フォローできなかった一織。

だがこの時には【七瀬陸は爆弾である】ことを踏まえた上で、陸の弱点も完璧にフォローすると言い切った。

 

 

・陸の体調が悪化。紡は、陸とセンターを代わるよう一織に提案するが、一織は反対する。

一織「七瀬さんは必ず歌ってくれます」

陸「ちゃんと、みんなを引っ張っていくスーパースターになる」

一織「期待しています」(2部3章3話)

この、一織が陸に寄せる過度なまでの「期待」。

この「期待」が陸にとっては重要なのは後述する。

 

 

・陸と一織のセンター交代が決まる。

一織は「センター交代はただの仕事分担。私たちは7人いるんですから、弱点はカバーし合っていけばいい」(2部4章1話)

そう。そうなんだよ。三月の言葉を借りるなら、「IDOLiSH7は完璧な人間が7人じゃなくてもいい。7人で完璧でいい」。

それはまるで、パズルのピースの凹凸を合わせる作業と似ている。

 

 

・センター交代後、一織と陸はギクシャクし始めるが、その理由は…

陸「一織センターの方が売り上げもファンの反応も良くて、自分を否定されたような気持ちになった」

一織「i7随一の歌唱力のあなたの代わりにセンターで歌う私の気持ちがわかりますか?怖くて怖くてたまらなかった。けど皆を、あなたを助けるためにセンターに立った」

陸「オレが一織に嫉妬してるって気づかれたら、呆れられると思った」

一織「馬鹿な人」(2部9章3話)

ただの仲良しコンビじゃないんだよな。一織と陸は。

センター交代で生じた亀裂と、その修復を経て、2人はより強い信頼で結ばれた。

 

 

・陸がセンターに戻った『RESTART POiNTER』初披露。

「自分でセンターに立ってみて、七瀬さんはすごい人だと改めて思いました。皆さんと同じように…いえ、この会場で私が一番七瀬さんのボーカルが好きです」(2部10章4話)

出たッ!必殺!一織の独占欲!

一織は陸への独占欲が半端ない発言をたまにする。

 

 

・夏ノ島音楽祭にて、誰もがTRIGGERに『NATSU☆しようぜ』を歌ってほしいと思っていた。

陸「オレたちがTRIGGERに期待していることを、オレも一織に期待されて、胸が震えるくらい嬉しかった。体が弱かったからみんな優しくしてくれて、それも嬉しかったけど、言われてみたかった。『オレならできるはず、オレにしかできない、オレだから無茶を承知で望んでるんだ、傷だらけになっても頑張ってくれ』って。怖い時も、プレッシャーに負けそうな時もある。だけど、オレに期待する声がオレの背筋を伸ばしてくれる。一織のおかげでかけがえのない自信をもらえた。守られてるだけの自分から変われた。だからずっと期待してて。オレがどんなにボロボロでしんどい時も、一織だけはオレを叱ってよ」(2部16章4話)

ブラホワでTRIGGERと対決した際、「自分には何も出来ないと思ってた。だけどちっぽけなオレにも、出来ることがあるんじゃないかって」考えていた陸(1部20章3話)。

陸は病気を持っているため、人から何かを期待されるという経験がなかった。期待されたことがなかったから、陸自身も「自分は何も出来ない」と自己暗示をかけてしまっていた。

(これを心理学で「ラベリング効果」と言う。)

 

しかし一織は「最強の爆発力をお見舞いしてください」(JIMA時)と言って、「七瀬さんは必ず歌ってくれます」(センター交代直前)と言って、陸に期待を寄せた。

「誰かから期待される」ということを、i7になって初めて経験した陸。

【自信がなかった陸を変えたのは一織】

めっちゃ尊い

 

 

・九条鷹匡が陸の力について、一織に語る。

「天よりもあの子の方がゼロに似ている。だけど悲しい思いはもうこりごりだから七瀬陸のプロデュースはしない。i7は今以上に売れるが長くは続かない。流星のように一瞬で燃え尽きる」(3部2章3話)

 

 

・九条の予言通り、陸の人気は急上昇していったが、一織はその理由がわからず焦る。

「私の知らない力があなたを引き上げていっているんですか?私がスーパースターにすると約束したじゃないですか、七瀬さん。勝手に、ひとりでどこかに行かないで」(3部13章4話)

一織の不安の理由は、陸の人気の原因(=訴求力)が分からなかったからだ。

一織は理論型の策士なので、この原因さえ分かれば、どんな手を打つべきかいくらでも考えることができる。

 

 

・陸がライブ中に泣いたことで、一織が陸の持つ訴求力にはじめて気づく。

「何かを必死で訴えよう、やり遂げようとした時に、見る者の感情を一気に引きずり込み、屈服させ、彼の意思に共感させる。七瀬さんの真価は与えることじゃない。訴えて、求めて、心を支配して、人々の感情を自分の心の傍に引き寄せる。ファンは切実な衝動に駆られる。七瀬陸の願いを叶えなければ。彼の幸せのために何かしなければ。人の心を鷲掴みにし、引きずり込み、掻き集めるブラックホール。それが七瀬陸です」(3部14章5話)

 

 

・陸の悲しい表情に胸を打たれた多くのファンが陸に尽くそうと動けば、ストレスに弱い陸は潰れてしまうと考えた一織。

「七瀬さんはずっと幸せでいてください。私が幸せな環境をキープします」(3部15章1話)

そして、原因が分かった一織が立てた策が「陸にとって幸せな環境をキープすること」だった。

 

 

一織は、i7のメンバーカラーと同じ7色の音符が付いたキーホルダーをお守り代わりに、陸にプレゼントする。(3部16章4話)

陸の幸せをキープするために、まず一織が取った行動が「お守りになるものをあげる」こと。

さあこのお守りが今後どういう役割を果たすのか。

 

 

・『Friends Day』にて、TRIGGERの『SECRET NIGHT』を歌うことが決まった。

一織「私にあなたをコントロールさせてください。私を指針にして、私の顔色を窺っていいか悪いかを判断して。私のどんな要求にも従って。私以上にあなたの成功を考え、あなたを導ける人間はいない。私を嫌って、憎んでも構いません。だけど私を疑わないでください。あなたの願いを叶えるために」

「オレを置いていかないで。オレも置いていかないから。天国でも地獄でも、オレは先に行かないし、一織も先に行かせない」(3部18章5話)

必殺!独占欲ッ!!

「私以上にあなたの成功を考え、あなたを導ける人間はいない」なんてものすごい自信。

一方の陸も「勝手に、ひとりでどこかに行かないで」という一織の不安に気づいていたようだ。

センターである陸と、陸の舵を握る一織。

【一織と陸は2人で1セット】だということが、ここでより強固になった。

 

 

・『Friends Day』で『SECRET NIGHT』を歌いながら

「七瀬さん、あなたをスーパースターにすると約束した。恐らく今夜、その約束が果たせる。その先に何が待つかは分からない。ノアの洪水の始まりの雨かもしれないし、伝説の始まりかもしれない。恐ろしさも不安もある。それでも私はこの先が見たい。大丈夫。私が全てコントロールしてみせる」(3部19章1話)

一織は分かっている。陸の訴求力がもたらすものが悲劇である可能性を。「ノアの洪水」のように、世界の全てが滅びてしまうような、悲惨な結末をもたらす可能性を。

それでも一織は「全てコントロールできる」と考えている。

 

しかし九条が言うところによると「ファンをコントロールすることはできない。本当は大衆がアイドルをコントロールしている」。

 

 

 

一織は陸のファンをコントロールできるのか。

それとも九条の予想通り、陸のファンは暴走し、i7を滅ぼしてしまうのか。

九条と一織、どちらが正しいのか。

 

今後の一織・陸コンビの動向のポイントはこうなるだろう。

・一織は陸のファンをコントロールし、陸とi7を守り、最悪の悲劇(=IDOLiSH7の崩壊)を防ぐことができるのか?

・陸の願いとは?

 

 

 

以上、フラウェコンビの歩みでした。

これらを踏まえた上で『Fly away!』の歌詞を見ていくと、ムネアツしか詰まってないから。

 

 

 

 『Fly away!』歌詞について

Fly away!

作詞:yuzuca*

作曲:Shinnosuke

 

You feel it

甘えたキモチは

I feel it

捨てて始めよう

2人とも甘ったれのブラコンなのに、「甘えたキモチは捨てて」いく。それはもう相当な決意の表れ。

 

さぁ一緒に! Fly away!

一緒に」です。「一緒にFly away!」です。これめちゃくちゃ重要。

「勝手にひとりでどこかへ行かないで」と言った一織に対し、「天国でも地獄でも、オレは先に行かないし、一織も先に行かせない」と言った陸。

一織と陸は2人で1セット。

2人は「一緒に」飛ばないと意味がないのだ。

 

(陸)証明しよう!オレにしか出来ない何かがあると!

陸は「『オレならできるはず、オレにしかできない』って言われてみたかった。一織に期待されて、胸が震えるくらい嬉しかった」。

「陸にしか出来ない何かがある」と証明したのは、一織だった。

 

(一織)遠慮なんて要りませんよ? さぁどうぞ!見せてくれますか?

「あなたは私たちの爆弾だから、最強の爆発力をお見舞いしてください」と言って、陸に期待した一織。それは陸にとって初めての経験だった。

 

(陸)相変わらず生意気 いつだって可愛げがない

(一織)あなたに可愛いなんて 思われなくてもいい

 

You feel it

甘えたキモチは もうどっかに捨てて行こう!

(さよなら weak point)

こんなに厳しい世界じゃ潰されてしまうだけだから

病気という「weak point(弱点)」を抱え、「厳しい世界」で「潰されてしまい」そうになっていた陸。

しかし一織のフォローのおかげで、弱点に「さよなら」できる。

 

I feel it

足りないパズルのピースのようになれる!

(フォローするよ!)

こっから見せつけて行くよ!

高みまで さぁ一緒に Fly away!

「私たちは7人いるんですから、弱点はカバーし合っていけばいい」と言った一織。

まるで「パズルのピースのように」互いの弱点を補い合って「フォローするよ」。それがIDOLiSH7のやり方なのだ。

 

(一織)あなたには弱音など 吐いて欲しくないですね

(陸)分かってるよ だからこそひとりで向き合っていたんだよ

 

(一織)頼りなくてなんだか 見てると笑えますけど?

(陸)その自信はどこからくるのか 教えて欲しい

このあたりはそのまんま。

完璧で自信家の一織と、対照的に、病気という弱点を抱え自信がなかった陸。

 

You feel it

誰もが不安と戦い続けている

(コンプレックス)

3倍努力して丁度人並みになれる気がするよ

センター交代が決まる直前、「オレは人より弱いぶん、人の倍頑張るから」と紡に言っていた陸(2部3章2話)。

 

I feel it

チャンスの前では強気で向かって行こう!

(ハッタリでも)

こっから華を咲かせるよ!

高みまで さぁ一緒にFly away!

 

(陸)ムカツク時も正直あるけど その奥の優しさ I feel I feel 

(一織)あなたなら出来る気がして・・・つい・・・

JIMAでも、センター交代の時も、『Friends Day』でシクナイを歌った時も……

一織は常に陸に期待していた。

一織は「あなたなら出来る気がして…つい」陸にいつも期待をかけている。

 

(一織)や・・・やっ・・・ぱ・・・違う!

(陸)違う?

(一織)ち、違う!

(陸)違う?

(一織)もう、どっちだっていい!

うわぁ あぁ!!!

一織のツンデレ具合がとても一織らしくてかわいい。

 

You feel it

甘えたキモチは もうどっかに捨てて行こう!

(さよなら weak point)

こんなに厳しい世界じゃ潰されてしまうだけだから

I feel it

足りないパズルのピースのようになれる!

(フォローするよ!)

こっから共に突き進もう!

高みへと さぁ一緒に Fly away!

 

I feel it

見せつけて行こう

I feel it

華を咲かせよう

I feel it

目指す 高みへと

Fly away

さぁ飛び立てるよ

 

 

 

『Fly away!』は、2人の関係性を映す鏡のような曲。

この2人が引っ張っているから、IDOLiSH7はもっと高みまで「Fly away!」できる。

2人の今までのストーリーを踏まえて聴くと『Fly away!』をより楽しめると思います。

 

 

 

別所監督も「いおりく」って呼んだのでわたしもCP名じゃない感じで「いおりく」って呼びたい。