消えていく星の流線を

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デフォで重め

【沼に】ディア‪‪‪‪♥ヴォーカリストが凄くて怖い【来た】

 

拝啓

Rejet株式会社怖い。

 

 

~~~~~イメージ映像~~~~~

 

皆さ~ん! リポーターのみゅぱすたで~~す!

こちらはディア‪‪‪‪♥ヴォーカリストの沼に来ておりま~す!

見てください! このおお~~きな沼! 今からわたしがここに、入って、みたいと、思い、ま~~~す!!

 

~~~~~イメージ映像~~~~~

 

 

というわけで ディア‪‪‪‪♥ヴォーカリスト の沼に来ました。

理由は簡単です。単独イベント第2弾が決まったら履修すると決めていて、単独イベが決まったからです。

 

そもそも前回の「CR69Fes. Dead or Alive」のときはというと、わたしがまだ声優のオタクになりたてで、何だろうこれ?と思っているうちに終わってました……。

あと、会場だった赤坂BLITZは閉鎖が決まっています。赤坂BLITZは入ったことなかったので、入ってみたかった。

わたしはあまりオタ活で後悔することはないんですが(やらずに後悔よりやって後悔のスタンス)、これは行っておけば良かったと後悔している数少ないイベントのひとつです。

 

進捗はジュダ・エーダッシュ・レオード・ヨシュアの順番で履修済み。

推しは(中の人の大幅な贔屓目が入って)ジュダさんです。

あとわたしも希死念慮を持ってたりするので結婚したいのはエーダッシュです。

各方面に申し訳ないんですが、モモチとユゥは聴ける自信がない。誰かダイマしてくれたら聴きますのでよろしくお願いします。

 

いや、もうわたしはディア‪‪‪‪♥ヴォーカリスト好きよ。大好きになってしまったよ。

パンダは皆のことクズクズって言うけど、皆いいこじゃんわたしは大好きだよ。

それに曲がすごく良い。各バンド好きな曲はありますが、全体で言ったらNSFWの曲がめちゃめちゃ好き。っていう話はTwitterでしたので詳しくはこちらのツリーで。

 

5年続くコンテンツには続くだけの理由があるなと思った。

このタイミングでディアヴォの沼へ来られたことに意味を感じております。

今回は沼記念で(?)、ディア‪‪‪‪♥ヴォーカリストが凄い話と、凄すぎて怖い話をします。

 

 

ディア♥ヴォーカリストが凄い

♡ ♡ ♡

 

何これ? 現実? ヴォーカリスト現実なの?

いや、クライマックスレコード……実在してるし……。

 

シチュCDの設定で「資本金」とか「事業内容」とか書かれてるの初めて見たよ。

従業員60名で資本金1億って多くないか。海外支社があるから、とかそういう関係なのだろうか。

調べたらポニキャやSMEも資本金1億だった。好きな企業の会社情報と採用情報ってつい見てしまいませんか。

会社概要|株式会社ポニーキャニオン

会社概要|ソニーミュージックグループ コーポレートサイト

  

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ディア♥ヴォーカリストの全貌を、わたしはヴォーカリストTwitterを見て初めて把握できたと思っている。

サバイバル期間中、ヴォーカリストたちは毎日ツイートしなければならない、ということになっている。

このTwitterにこそRejet株式会社の凄さが詰まっている。

 

特にエーたんがスゲエ。エーたんのTwitterじゃん。いや当たり前なんだけど。

これが「エーたんのTwitterだよね」って何の疑いもなく受け入れてしまえるような、物凄いリアルさがある。うるさい。エーたんのTwitterやる仕事で一生暮らしたい。

 

エーだけでなく、他のヴォーカリストも口調や絵文字、顔文字の使い方が完全に解釈一致。

さらに、そこらへんの運営と違うのは、ヴォーカリスト同士やオーディエンスとリアルタイムでリプをしていくことだと思う。

つまり明らかに予約投稿ではない。「彼らが今この瞬間、Twitterをしている」と思わせる完璧なリアルさ。できれば投稿元がスマホクライアントだったらなお完璧。

これを毎日運営しているのが、もちろんRejet株式会社なのだ。

彼らのTwitterは平日のみ稼働しているが(Rejetが完全週休二日制のため?)、そのホワイト具合も含めて好感がもてる。

 

個人的にジュダとヨシュアのリプが好きです。よしゅは誰とでも分け隔てなく仲良くできてえらいね。

 

Twitterを見ているとお昼休憩の話が多い気がする。それもリアル。

しかもちょくちょく事件が起きたりする。

 

例えばAKB48は、総選挙やじゃんけん大会で意図的にサプライズを作り出しているけど、ディアヴォはそれを日常レベルでやってる。

  

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わたしの元々の推しジャンルである「アイドリッシュセブン」も、リアルさを打ち出したコンテンツである。

>ライバルは三次元 ゲームと二次を超える「アイドリッシュセブン

女性向けゲーム新時代の先駆け「アイドリッシュセブン」ゲームや次元を超えた新しいアイドルの形へ 2ページ目 | アニメ!アニメ!

 

ディアヴォとアイナナって両方とも2015年スタートですね。現実推しムーブメントでもあったのだろうか。

 

でもアイナナのほうはまだ、オタク側もあくまで虚構だと分かって受け取っている気がする。

なぜなら彼らは「アイドル=偶像」だから。バンドのヴォーカリストと違って、アイドルは元々フィクション的な売り出し方をされる存在だから。

 

また、アイナナはどちらかというと、ストーリーを小説のように俯瞰で読んでいくコンテンツである(若干の乙女ゲー要素はあるが)。

一方でディアヴォは、メインがシチュエーション CDであるという特性上、ユーザーはほぼ強制的にコンテンツに没入せざるを得ない。CDを聴いている間は、「わたし」はヴォーカリストの「彼女」になりきることになる。

(中には客観的にヴォーカリストと彼女のやり取りを捉えるユーザーもいるかもしれないが……たぶんかなり高度な精神力が必要なのでは)

 

ディア♥ヴォーカリストのオタクは、基本的には「オーディエンス」の1人でありながら、シチュパートを聴くことでヴォーカリストの「彼女」にもなれる。

彼らのプライベートの素顔や、オーディエンスには見せない苦しみを知っているという特別感。それがディアヴォの特長であり、他と差別化されている点だとわたしは考える。

 

同時に、「彼女」と「オーディエンス」という2つの役割を使い分けなければならない、高いリテラシーが要求されるコンテンツだと思う。

例えば、「彼女」としてシチュパートを聴いていたとしても、Twitterでヴォーカリストにリプするときや、ファンレターを送るときは「オーディエンス」になる、という具合に。

これについては後ほど語ります。

 

♡ ♡ ♡

 

あとは2曲ずつ入ってるのがシンプルに凄い。

なぜ2曲ずつなのかというと、恐らく一般的なシングルCDに寄せている。

シチュエーションCDではあるんだけど、形態としてはシングルCDのようになっている。その証拠に、ジャケ写にはそれぞれA面の曲のタイトルが入っている。

 

これも、彼らがヴォーカリストであり、あくまでバンドが出すシングルというリアルさを追求したためと思われる。

全てが、音楽ありきで進んでいく。

だからディア♥ヴォーカリストが好きだ。

 

シチュCDとかドラマCDに曲が入る場合って大体1曲じゃないですか?

ディアヴォだって1曲でもいいんだよ別に。でも、あえて2倍の労力をかけて、2曲入れている。今回の「Raving Beats!!!」に至っては各バンド新曲3曲ずつである。

そこが、徹底的なリアルへのこだわりをもち、オーディエンスを楽しませたいというRejet株式会社の凄さだと思う。

 

 

ディア♥ヴォーカリストが怖い

ここからは、ディア♥ヴォーカリストはその徹底的なリアルさ故に危険もはらんでいる、という話をします。

 

 

ディアヴォのシチュパートは重い。

ディアヴォの、というかエーダッシュヨシュアが重い。

エーダッシュ自傷・自殺未遂のあげく、彼女に自殺幇助させようとしたりする。過呼吸も起こす。ODもする。

ヨシュア自傷癖あり。

 

個人的には、エーダッシュはまだ現実離れしていてファンタジーに近いと思ったので、そこまできつくなかった。

ヨシュアはやばかったな。精神ボロボロで10分くらいずっと叫んでたりとか……。信長さんの芝居が上手すぎるのもある。自傷経験がある人はフラッシュバックしてしまうレベルでやばいのでは、と思った。

 

ある時、この2人のオタクの方のブログをそれぞれ読んだ。

一人は「救われた」と言っていて、もう一人は「死にたくなった」と言っていた。

同じコンテンツのはずなのに、ここまで対照的な感想が出てくるとは。

正直、これを同時期に読んできつかった。

特に「死にたくなった」と書かれていたほうは衝撃だった。シチュエーションCDに命を左右される人がいるなんて、わたしは思いもしなかったから。

 

ここまでのめり込んでいる人を見てしまって、わたしはここまでは行けないと思った。

わたしはディアヴォの沼には来たけど、ここまで浸かりきれない。

そこで初めて、「ディア♥ヴォーカリスト怖い」と思った。

 

なんでこういうことが起こるかというと、ディアヴォが徹底的な「現実推し」をしているために、現実と虚構を混同してしまうからではないだろうか。

CRが実在するって、本気でそういう感覚でいるオタクが多くないか?

 

虚構は虚構であるということを念頭に置いて、現実世界としっかり区別して受け止めないと、時に危険だと思う。

ディアヴォはキャラが自殺未遂するような、命に関わるコンテンツだ。だからこそ、現実との線引きをしっかりしないといけない。

じゃないと、「エーたん死ぬならわたしも死のう」って思っちゃう人がいても、おかしくないんだよ。

 

でもディアヴォは、特にTwitterのリアルさのクオリティーが非常に高く、毎日ツイートされるというように供給も多いため、現実世界との線引きが難しいと思う。

これが、先ほど「高いリテラシーが要求されるコンテンツ」と言った理由です。

 

こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、彼らはあくまで2次元であって、その裏側には生身の人間がいる。作りものなんだよ。

シチュパートはシナリオライターが書いたものだし、TwitterはRejetが運営しているものだし、ヴォーカリストには中の人がいる。

 

わたしはやっぱり声優のオタクで、あくまでも生身の人間が好きだから、そこまでキャラにのめり込める感覚がどうしてもわからない。

声優のオタクだから、推しがやるいろんなキャラが好きだし、推しがいるいろんなコンテンツが好き。推しであるその人にはのめり込めるけど、1つのコンテンツにのめり込むということができない。

だからディア♥ヴォーカリストも、わたしはどこか俯瞰でとらえている。ひとつのフィクションである物語として、適切な距離をとりながら楽しんでいる。これからもきっとそうしていくと思う。

 

 

誤解がないように言うと、わたしはRejetを批判したいわけではないです。むしろ凄い。すごく凄い。Rejetに転職したいまである。

凄すぎるからこそ、受け取る側もある程度は注意が必要、と言いたいのです。心のどこかで「これは虚構なんだ」と一線を引いておく注意が。

 

 

最近、生死の話しかしてない気がするが大丈夫なのか。

なんか暗い感じになっちゃったけど(通常運転)、これだけは言います。

ディア♥ヴォーカリスト、好き。

フェスも超たのしみです。

オーディエンスの皆さんに交じってこれから楽しめたらなあと思っております。

 

 

 

Rejet株式会社凄い。

敬具

 

 

 

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