消えていく星の流線を

消えていく星の流線を

デフォで重め

【実録】ジャニヲタ・声優オタ体験記【比較】

 

吾輩はオタクである。名前はbio欄を見よ。

どこで生まれたかといえばジャニーズが最初だ。何でも既にオタク歴15年となる事だけは記憶している。吾輩はここで初めオタクの世界を見た。しかも現在ではジャニーズと声優という2つの界隈を掛け持ちしている、「兼オタ」という種族であるのだ。

このオタクというのは、時々運営を捕まえて火祭りに担ぎ上げるという話である。しかしその当時は何という考えもなかったから別段オタ活に不満だとも思わなかった。

 

……はい、往年の某名作風に自己紹介してみました。兼オタです。

 

わたくしジャニヲタ生まれ、声オタ育ち、悪そうな運営は大体友達ということでね、現在は楽しく2つの界隈でオタクしております。

ですがねー、オタ活は楽しいだけとはいきませんね!

いやー、最近出てくるわ出てくるわ、オタ活のしんどさ、しんどさ、しんどさ!

 

やっぱりそれなりにオタク続けてると、楽しいだけじゃあきまへん。追えば追うほどボロが出てきまんねん。

で、わたしは気づいた。

 

楽しい と しんどい は 表裏一体!!

 

まあ最終的に言いたいのは、オタクやるなら、楽しみつつ、しんどさともうま~く付き合わないと、ってことな。

 

というわけで、この記事ではジャニーズ・声優の兼オタである筆者が、それぞれの【楽しさ】【しんどさ】をまとめてみたよ。

ジャニヲタはやや特殊なのでともかく、声優オタクの部分はいろんな界隈に当てはめられると思います。

お一人でも共感していただければこのしんどさも少しは報われる気がします。

 

ちなみにわたしはジャニヲタは「ヲタク」、声優オタは「オタク」と表記します。深い意味はありませんがこだわりです。

 

 

 

 

【ジャニヲタ】の楽しさ

 

◆ドラマ、映画、舞台の出演が安定している 

ジャニーズタレントは基本的にほとんどオーディションではなく、事務所の ごり推し 売り出しによってドラマや映画に出る。そのため、特に推されグループは出演が安定している。

単純に、供給が多いのはヲタク誰しもうれしいものである。

 

ちなみに自担Gは推されているわけではないのでドラマや映画は少ないが、代わりに外部舞台にたくさん出ているので、筆者はわりと満足している。

 

 

◆FCさえ入っておけばとりあえず全て申し込める 

ジャニーズのFCは申し込みに関しては基本的に手厚い。

自担グループのコンサートはもちろん、メンバーが出演する舞台やイベントや番協などは、FCさえ入っていれば全て申し込める(当たるかは別)

 

そのため、「とりあえず最初の先行に申し込める」という安心感がでかい。

 

これ、ジャニーズ界隈だけにいると意外と気づけない。ジャニヲタは結構恵まれているということを知ってほしい!です!

 

とはいえ、たまに一般発売のみのチケットもある(映画の舞台挨拶とか)。それは各々で頑張ろう。

 

 

◆運営が(基本的に)しっかりしてる 

(一応)長い事務所だけあって、ジャニーズの運営は(一応)安心感がある。

例えばツアーにしても、申し込みから開催までのノウハウがしっかりある し、基本的にこの段階でトラブることはほとんどないよね。

 

また、ジャニヲタがジャニーズの公演に申し込む際は、ジャニーズのやり方だけ知っておけばいいので楽。

 

とはいえ、ジャニチケ?ジャニポケ?アプリが使い物にならなかったり、デジチケ初期にトラブルが多発してたり、たまに思い出したように本人確認に力を入れたり、最近だとアクスタフェスなど、ヤバ事務所~!と思うこともある。

もはやジャニーズ事務所の風物詩である。

 

しかし声優の運営と比べればこれらはまだマシだと思えるほど、声優界隈の運営は本当にひどいんです……(後述)

 

 

【声優オタ】の楽しさ

 

◆チケットが比較的取りやすい 

界隈自体がまあまあニッチなので、ジャニーズと比べるとオタク数が圧倒的に少ない。

そのため、一部の人気ゲームなどのコンテンツを除き、現場のチケットはかなり取りやすいと思う。

 

そこそこの人気声優でも、500キャパの朗読劇とかのチケットが余っていて当日券で普通に入れたりする。

 

チケットが取りやすい=相場が安い、ということでもある。

つまり比較的前列に入りやすく、オタク数も少ないため、認知されやすい(※当社調べ)気がする。

 

 

◆現場数が多い 

声優はとにかく現場が多い!!

朗読劇やアニメのイベントを筆頭に、キャラ名義のライブ、映画の舞台挨拶、ラジオの公開録音、AnimeJapanなどの大規模イベント、歌手として本人名義のライブやリリイベ、本やカレンダーが出れば発売記念イベントやお渡し会やトークイベント、立ち芝居の舞台……などなど。

 

多種多様なイベント に行けるので飽きずに楽しめる。

アリーナやホールなどの会場オタクでもあるわたしは、いろんな会場に行けるのも楽しい。

 

しかし、イベントが多いということは、それだけ関わる運営の数も多いということだ。それに比例するようにしんどさも増える(後述)

 

 

【ジャニヲタ】のしんどさ

 

◆相場がひどい 

最近のジャニーズの相場、本当にやばいよね!?

 

中堅から上のGはまだマシで、キンプリ以降くらいの若手Gとジュニアが本当にひどい。

自分があそこらへんの担当だったらキツすぎてすぐ降りる。

 

ちなみに自担Gは普段のツアーはほとんど定価くらいで入れるありがたい界隈なのですが、ジュニアが付くと相場が跳ね上がります! いいんだか悪いんだか!

いつもお世話になっておりますジャニーズジュニアの皆ありがとう!!

 

 

◆ヲタク晒しが凄まじい 

これはわたしは自分の目で見ていないのだが、聞いた話によるとTwitter上でヲタク晒しが行なわれているそうな(絶句)

 

というのも、ファン母数が多いので必然的に有害ヲタクも増える → 晒しが増える、という流れではないかと思う。

 

いにしえのヲタクはパス付の某サイトで晒される時代で時が止まってます。SNS怖いですね~

 

 

【声優オタ】のしんどさ

 

◆いろんな作品を追わないといけない 

声優はアニメやゲームをはじめ、アイドルコンテンツなどの音楽コンテンツ、ドラマCD、ラジオ、本の出版、本人名義での歌手活動……など、活動の幅がとにかく多岐にわたる。

そのため、供給量が多過ぎてガッツリ追いたいと思うと物理的にしんどくなる。

 

例えばアニメなら、人気声優は1クールに4~5本出ていたりする。

だから観ないといけないアニメが溜まっていくってワケ……!

 

これに加え、特に多いのがアイドルコンテンツや音楽コンテンツのライブ。

これらはストーリーも楽曲もあるもので、その両方を予習しておきたいところ。

さらには推しが演じているキャラの性格や特徴はもちろん、推しと絡みが多いキャラについても知っておくとより楽しめる。

 

つまり 覚えることがてんこ盛り。声優オタクは忙しい。

 

 

しかしここで問題が発生する。

 

作品数が多いので、必然的に 興味のない作品や苦手な作品も出てくる のだ。

好きな作品ならどこまでも追えるが、興味のない作品や苦手な作品を履修するのは結構しんどい。

 

そこで推しの芝居を取るか、精神衛生(?)を取るかというのが難しい。

 

わたしもこの壁にはよくぶち当たる。

推しはBLCD(BL作品を音声ドラマ化したCD)にとてもよく出演していて、出演本数ランキング上位に毎年ランクインするほどである。

しかし、正直なところわたしは商業BLが苦手で、CDも漫画もほとんど買わない。推しのBLCDも買ったことがない。申し訳ないなあと思いつつ、でも自分に必要ないなら買わなくてええやん? という一人板挟み状態である。

 

 

▼「作品が好きじゃないと現場に行ってはいけないのか」問題 

「作品」と「声優」の関連でもう一つ、よく議論される問題がある。

 

アニメやゲームコンテンツにおいて、(当たり前だが)声優は2次元のキャラを演じる。

そしてイベントにも「キャラを演じた状態」で出演することがある。

 

特に、アイドルコンテンツにおけるライブはこのケースが多い。

声を演じる「声優」であるにもかかわらず、アイドルのようにヘアメイクをして、アイドルのように踊り、舞台俳優のように全身でキャラを演じる。

 

そこで発生するのが「作品が好きじゃないと現場に行ってはいけないのか問題」である。

 

アニメやゲームの現場に行くオタクには大きく2種類がいる。

「作品が好きなオタク」「声優が好きなオタク」である。

アニメオタクと声優オタクの間では、「声優目当てでイベント来ないで」みたいな論争がよく起こる。

つまり「作品が好きなオタク」の方が優先されるべき、という意見が多い。まあ言いたいことは分からんでもない。

 

しかし個人的には、この2種類のオタクは同列だと思う。

だって同じ金払ってるし。誰がどのイベントに行こうと自由だし。ちゃんと金払ってればな。

 

しかしまた個人的には、イベントに参加する時は作品を知っていた方が絶対に楽しめる。

そこで声優オタクはイベントに行くにあたり、アニメを履修したり、アイドルものやバンドものなら曲を覚えたりする。

……のだが、そのためにはまあまあ時間と手間がかかる。声優オタクめんどくせー。という話。

 

 

もちろん、推し声優の出演作には好きなものもたくさんあり、好きなキャラもたくさんいる。

しかし、大前提としてわたしは3次元の人間である「声優」のオタクだ。

そこで現場にいる時、キャラが好きで行っているのか、声優を見に行っているのか 分からなくなることもある。

声優オタクでこのジレンマを味わったことがある人は結構いるんじゃないかな?

 

もちろん、推しの仕事を全て追うことができればそれに越したことはない。

しかし、全てのアニメを見て、全てのゲームをプレイし、全てのCDを買い、全てのシリアルを集め(声優界隈は円盤にイベント応募シリアルが付く)、全てのイベントに参加することは、物理的に不可能に近いと感じる。ああしんどい。

 

 

◆出演作が安定しない 

声優といえばアニメ出演。しかし、そのアニメ出演はなかなか安定しない(一部の演技力おばけ声優を除く)。

 

なぜかというと、アニメ出演は基本的にオーディションだから である。

新人も、誰もが名前を知っているようなベテラン声優も、皆オーディション。

そういう意味では実力主義で結構フェアな業界と言えるかも。

 

しかし、実力主義だからこそ、とても厳しい業界ということも分かる。

1クールのうち新作アニメに1本も出ないこともある。

反対に演技力おばけの売れっ子声優は複数本の主演をやったりする。

 

某有名刃アニメや、某有名呪術アニメ、某有名リベンジャーアニメ……特にジャンプなどの少年漫画原作アニメには相当数の声優が出演している。しかしその中に推しがいないとなると、「推し、オーディション落ちたのかな」と、オタクまで勝手にへこんでしまうものである。

 

ま、仕事量なんて人と比べるものじゃないけどね! レッツポジティブシンキングオタ活!

 

 

◆FCがない 

一部の有名声優を除き、声優個人や声優事務所のFCというものは存在しない。

つまり、ジャニーズの外部舞台であるような、出演者先行で申し込むことができない。

 

例外として、わたしの推しは歌手活動を行っており、そのFCはある。

しかし、そのFCから申し込める現場は歌手としてのライブだけ。その他の朗読劇や、アニメ作品のイベントには申し込めない。

 

また、作品ごとにFCが存在する場合もまれにある。

たとえば「ヒプノシスマイク」にはFCがあるので、別途入会すればヒプマイのイベントのみFC先行で申し込めるようになる。

しかし、これはあくまで作品全体のFC。推しが出ないイベントや公録の案内や、ヒプマイは2.5次元舞台も展開しているのでその舞台の案内もバンバン来る。ついでに推しが載っていない会報も郵送されてくる。

一人の声優目当てで入るなら、正直言って割は良くない。

 

 

では朗読劇やイベントにどうやって申し込むかというと、ほとんどの場合は以下の2パターンになる。

・円盤購入者先行

・一般のプレイガイド

 

 

▼円盤購入者先行 

先ほどちらっと書いたが、声優界隈のイベントはCDまたはDVDに応募用シリアルコードが付き、円盤購入者先行に申し込めるという方法がとてもポピュラー。とてもとてもポピュラー。

シリアルが付けば、いくつもシリアルを集めて申し込む、いわゆる「積む」行為が可能となる。ジャニヲタが言う、お金を「積む」の意味とはまた違うよ。

これが本当~~~~にしんどい。

 

声優はただでさえイベント出演が多い。

そのうち、円盤購入者先行のあるイベントも多い。

わたしはなるべく全通したい。

すると、全てのイベントでシリアルを積むのがベスト……ってワケ(頭抱)

 

シリアルは安くてもシングルCD1枚で1500円前後。高いものだとBlu-ray 1枚で7000円前後。これを5枚、10枚と積んでいけばそれなりの出費になるのは明らかですね!?

というか 余裕でチケット代そのもの以上の出費なんですよね!!

 

1万円のチケット1枚を当てるのに7000円のBlu-rayに付くシリアル3枚をかけるとすれば(これでも筆者の体感では少ない)、シリアル代だけで既に2万円以上がかかる! チケット券面は1万円でも実費は3万円 です。

何を言っているかわからねえと思うがこれが声優界隈では常識なんだ……。

 

しかも、積んだからと言って当たるとは限らないのがつらいところ。

つまり、2万円分のシリアル代が全部無駄になる可能性もある。もしチケットが当たらなければ、この2万はドブに捨てたのと同じだ。ヒィしんどい。

 

さらにコロナ禍が始まった頃は、円盤積んで当たったのに中止、ということも多発した。

この件はさすがに酷かった……。中止になるリスクが高いなら円盤を積ませるな、シリアルを付けるな。

これを機に円盤商法は下火になるか?と期待したんですが、全然そんなことなかったですね! 今も健在でーす! ぴーすぴーす!

 

声優オタク人生はシリアル地獄とともに。これからこっち界隈に来る人は覚悟しとけ!

 

 

▼一般のプレイガイド 

>プレイガイド(英: ticket agency)とは、映画、コンサート、演劇、スポーツイベントなどの各種興行の入場券(チケット)の予約・発券業務を代行する事業及びその店舗である。

プレイガイド - Wikipedia

 

声優オタクがよくお世話になる(お世話にならざるを得ない)のは、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、CNプレイガイド、アニメイトチケット、楽天チケット……など。

 

これ無料で登録できるんですね。

そのため当然ながら申し込める母数が多く、FC先行より倍率が上がる。

しかも、「FC会費くらい余裕で払うわ」レベルのガチオタが外れ、「ちょっと興味あるわ」くらいのにわかオタが当たることがある。世知辛い。

このへんもFCがない弊害でしょう……。

 

ちなみにこのプレガから申し込むというのが、ジャニーズから声優界隈に来て個人的に一番驚いたところでした!

ジャニヲタ一本だったときは年1回ぴあ開くかどうかだったよ!?

 

 

◆倍率が読めない 

先述のとおりジャニーズ、特に最近の若手Gは倍率と相場がバカ高い。

裏を返せば「とにかくたくさん名義掛けとけ」ということで、名義は多ければ多いほど良いみたいな風潮もある(多名義推奨してるわけではないよ)。

 

ところが声優界隈は、コンテンツやイベントによって倍率が全っっっっ然違う んです……ええそれはもう天と地ほど違うんです……。

これ、チケットを申し込む上で本当に困るんですよね……。

 

例えば、推しを含めて十数人のアイドルコンテンツのライブより、推し1人のライブのほうが倍率がとんでもなく高かったりする。

意味が分からなくないですか?

蓋を開けてみないと分からない部分が大きい。

 

予想以上にチケットがダブってしまい捌けなくて紙切れになることもあるし、

逆に予想以上に倍率が高くてかなり高騰することもある。

 

お! ここにちょうどいい具体例が!(突然)

わたしの推し斉藤壮馬さんは1stライブの倍率がめちゃくちゃ高くて地獄のようになりまして、界隈では語り継がれている。

これが舞浜アンフィシアター(キャパ2000人)でした。

しかし、キャパ500人の舞台挨拶とか、800人の朗読劇は余裕で取れたりする。

 

本当に意味が分からなくないですか??(2回目)

 

恐らく、声優のオタクは全通する人が少なくて、「行きたいものだけ行く」スタンスの人が多いのだと思う。

ジャニヲタは母数が多いのもあるけど、ツアーも舞台もそれなりの公演数入り、映画があれば舞台挨拶も絶対行く、というガチヲタが多いと思う。その差なのかな。

 

 

◆割とすぐ認知されてしまう 

界隈が狭くてオタク母数も少ないので、結構すぐ認知もらえると思う(もちろん人にもよるけど)。

このへんは楽しさと紙一重だったりするよね……。

 

母数が少ないということは、オタク同士ですぐ顔バレするということでもある。

声優界隈のオタク晒しはそこまでひどくないが、一度不正がバレたり発言がウザかったりするとすぐに名前が広まるぞ!

 

 

◆緩い人が多い 

緩いっていうのはおちん●んがね!!!!

 

声優、なんで皆あんなに不倫するんでしょうね??

 

つい最近だと某男性声優が不倫の結果、ラジオ降板して番組終了にまで追い込んだり。

不倫した人と推しが共演する時、オタクは少なからず気まずい気持ちになったり。

本人のオタクだけじゃなくて他推しにも迷惑かかるんだよな~

 

スッパ抜かれ方がだいぶ生々しい ので、声優界隈に来るならそのへん覚悟しましょう!

 

 

◆運営が学級会 

もうこれ。本当これ。これが声優オタクの一番のしんどみ(当社比)です。

 

小学生みたいな頭悪い運営が多い。めちゃくちゃ多いんよ。

クソ運営に金を落としたくないのに、推しのことは追いたいから払うしかない。

屈服した気分になりますね。本当につらいですこれ。

 

たとえば、推しのアーティスト活動の運営、ライブのキャパ読めてなさすぎ。

先述のとおり、1stライブはキャパが小さくて地獄のような高倍率になりました。

一転、今年のライブはキャパでかすぎ。

 

そこそこの人気の声優1人で幕張メッセ展示ホール3つ、埋められると思います??

 

同じところでやってるの、BUMP OF CHICKENぞ? Hey! Say! JUMPぞ? COUNTDOWN JAPANぞ?

推し、BUMPとJUMPと同じ人気なわけないだろ!!(偶然韻踏めてペンは剣よりヒプノシスマイク)

こんな、そのへんの素人でも分かることがなぜ分からないんだろう……まあいろいろ事情があるのかもしれないけど。

 

もっと最悪な運営もゴロゴロいる。

特に、先述のとおり声優はアニメ、ゲーム、単発の朗読劇などいろいろな作品に出るので、その数だけ運営が存在する。

そのうち多くは中小規模の会社だ。運営ノウハウがないのか、予算がないのか、人がいないのか、いずれにせよひどい。

 

あ! こんなところに良い具体例が!

一番ひどかったのが、昨年推しが出演した朗読劇「リーディックシアター」シリーズの運営をしていた「レノ」という会社です!

 

 

▼具体例:史上最悪だった運営の話 

 

➀ 公演日延期&会場変更

事の発端は、共演者の一人がコロナ陽性になったことだった。まあこれは仕方ない。

そこから当初予定されていた4月公演が延期に。この時点で新しい日時・会場は未定。

そして一度、横須賀の会場に変更して5月1日に振替公演をすることが発表される(このツイート消されてて見つけられなかった草)。

 

その後、なんでか知らないがもう一度会場が変更される。一度押さえたところを変更って、何をどうしたらそうなる。

最終的に会場が決定したのが公演10日前 の4月21日。

 

しかも会場変更の告知はTwitterのみで(は?)メールでの告知はなし。Twitterやってない人どうすんねん。

今考えると会場が決まっただけよし、だったのか……。この後ますますひどくなります……(泣)

 

 

② 私語クソおじスタッフ

びっくりなことに公演中もひどかった。

 

座席後方にいる音響スタッフ?の男2人が、ず~~~~~~~っと喋ってる。

仕事に関係ある話なのか知らないけど、静かなシーンだから小声で、とかもなく普通に喋ってるからびっくりだよ。こんなスタッフ初めて見ました!

昼公演後にスタッフに直接凸ってる人も何人か見た。直接言うって相当よな。しかし夜公演でも改善されず。耳ついてんの?

 

しんどさは公演後もまだまだ続くぜ!

 

 

③ 払い戻し遅&手数料泥棒

公演日が変更になったので、当然、希望者には払い戻しがされた。

しかしこれがおっっそい!!

5月1日公演が6月15日に口座振込で返金された。

 

しかもアニメイトチケットだと手数料(990円)が返金されず、おまけに紙チケットの返送料もこっちが払わされる。

おかしいやろ!?

 

もう1つの販売経路だったカンフェティでは手数料も返金されていた。同じ公演のチケットなのに返金額が違うの、全然納得いかない。

 

 

④ 後送グッズが届かない

この公演では「グッズ付きチケット」が販売されていた。このグッズはそもそも「会場でお渡し」となっていた。

それが結局、何が準備できなかったのか知らないが、「後日配送」に変わった。まあここまではたまにある。

 

しかし、いつまでたってもグッズが届かない。思い出した頃にTwitterで検索してみると、やっぱり皆届いてない。

そして届く「延期」の知らせ。


その後2回延期され、最終的に公演の7ヶ月後 の2022年末発送になりました!


 

その間、問い合わせたオタクも結構いたみたいだけど、それには返答せずYouTubeは更新する運営~! 小学生かよ!

ちなみに筆者はまだ届いてませんwww多分住所入力忘れたんだと思う! なら住所入力するよう催促してこいよ。いらないのでもうこっちからは問い合わせないけど!

 

 

⑤ 関係者の窃盗(疑惑)

そしてわたしが一番ヤバイと思ってるやつ。

多分社内に犯罪者がいる。

 

実はこの会社の商品が、何年間もメルカリに大量出品されている。

たとえば、朗読劇に申し込めるシリアルコードが書かれたカード、CD、DVD、公演パンフレット……などを、40~50単位で出品している人がいた。

果ては出演声優の直筆サイン色紙(Twitterのプレゼントキャンペーンで当たるはずの賞品)まで出品していた。

 

しかもパンフレットは、購入者に発送される前の時期に出品されていた。これはもう、確実に内部の関係者が盗んで横流ししてた。わたしは全部見てました(執念のオタク)

というかその人は現在進行形で出品を続けている。いいのかな……犯罪なんだけど……。

 

さすがに我慢できなくて、わたしがTwitterで注意喚起を流したら、なんかこの会社からDMが来ました! その内容もまあまあヤバかったぜ!

 

 

いや、まずそっちからDM送ってきたんやないか~い!!

 

ちなみにこれは例のメルカリ大量出品の件で、ファンへの被害拡大を防ごうとわたしが注意喚起を流した際、「#ジエイト夢幻」という作品の感想用公式タグを付けたためにこのDMが来ました。

 

肝心の内容の方もツッコミどころ満載で(笑)いちいちツッコまずにいられなかったよ!

 

 

これが送られてきた時は動悸がしました(笑)

 

そもそも23時って普通の会社は稼働してない時間だよね。

相当なブラック企業か、Twitter管理者が独断でこんなDMを送ってるかのどっちかだよ~って言ってるようなもん。わたしは後者だと思ってます。

 

 

⑥ オタクの指摘をカスタマーハラスメント()呼ばわり

ネタがまだまだ出てくるのがこの運営の怖いところ……そろそろネタ尽きろよ……

 

わたしのように運営を糾弾するオタクに対してなのか、ホームページに掲載された「カスタマーハラスメントへの対応に関する方針」なる文章がヤバくてめっちゃ面白いので読んでほしい(笑)

>昨今ハラスメントと断定されるような言動(主にメールでの問い合わせ、SNS上での過度なクレーム)を取るお客様が、僅かですが見受けられることも事実です。我々もお客様と同じ感情を持つ「人間」です。

 

>客として優遇を求めることを目的とする言動(優越的地位の濫用)
「自分はお客様だ」、「お客様は神様だろう」、「お金を払っているんだから、やってもらって当然だ」、「お金を貰っているのに、こんなことしか出来ないのか」「詐欺だ」「警察を呼ぶぞ」「消費者センターに訴えるぞ」等の発言
「不買運動を起こす」、「ネットで炎上させる」、難癖付けて値引きを要求、「お客様の言うことを信用出来ないのか」「お前には一切の信用が無い」と質問を遮断する行為

 

え? 太字にした部分、事実あなたたちがやったことへの当然の反応ですけど……? 全部あなたたちの自業自得なんですけど……??

 

それなら消費者だって「運営ハラスメント!」「チケットハラスメント!」って訴えてもいいんですよね?

だってこっちはチケット代と推しの出演を人質に取られて散々損させられましたもんね!?

 

意味が分からなすぎて、逆に心配になってくるよ……これ社会不適合者の方が書かれてますよね? 大丈夫なのかな……うつ病とかなってない……? ちょっと休んだ方がいいよ? 診断書もらってこよ?

 

 

株式会社レノの悪行は大体これで全部です。細かい不満はここに書ききれないほどありましたが。もはや私怨みたいになっちゃったテヘッ

あまりにむかつくので名前も伏せません。てかこの記事公開したらこの会社から訴えられそう。まあ公開するけど。

この一連の件はオタク人生の中でも最悪でしたね! 後世まで語り継ぎます! わたしたちの屍の山の先に二度と犠牲者を出さないために!

オタクの皆さんも「株式会社レノ」と関わる時はお気をつけください!

 

 

 

これ書いてみて思ったんですけど、総じて声優オタクの方がしんどくないか??

はー……(気づいてしまった顔)

オタクやめてえ(やめるやめる詐欺)

でも好きなんだよなあ推しが……(【定期】メンヘラムーブ)

 

皆さん! ジャニヲタは!! 楽しいで~~~す!! おいでサンシャイン恋をしようぜ~~!!

 

というわけで最終的に分かったことは

 

✧オタクのしんどみ勝ちすぎ

✧推し続けるためにはしんどみに耐える精神力が必要

✧クソ運営とは共に戦おう

 

です。

金銭面とかシリアル戦争は、自分の努力次第でまあまあなんとかなる。

しかし運営のひどさだけはオタクにはどうしようもできない。被害者だもんこっち。

クソ運営には遠慮せず、適宜問い合わせなどしましょう。

その行動こそが、未来の楽しいオタ活につながると信じて!

 

 

 

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

Twitter@SSSS_myu

質問・感想など:こちら にいただけるとうれしいです。